フィリピンのタクシー料金計算

  これは距離から、フィリピンのタクシーのメーター料金を計算するものです。
  正確な距離は、今いる所の住所と行きたい所の住所がわかれば Google Map で出すことができます。
  フィリピンではメーターを使いたがらないことが多く、またメーターは設定ができます。さらにメーターを使っても距離をかせぐためにわざと回り道をしても道を知らない旅行者にはわかりません。目的地に着くまでどのくらいの料金を請求してくるのかわからないというのでは不安です。また一度乗ってしまうとこちらにお金を払う義務が生じますから、タクシードライバーの言う料金を高すぎると支払拒否することはできません。乗る前なら高すぎると思うならそのタクシーに乗らずに他のタクシーをさがせばよいだけです。タクシーはいくらでもあります。タクシーに乗る前に料金交渉をして乗ったほうが無難と思います。
   料金交渉をする時、どのくらいの相場なのかを前もって知っておかないと交渉ができません。ここに表示するのがタクシーのメーター料金であり、タクシー料金の相場です。ただしここの料金は距離からのみ計算した料金です。タクシーが進まなくても2分間停車しておればメーターは上がります。だからここに表示してある料金はメーターを使った場合の最低料金です。
  距離はkm単位で、半角数字で入力して下さい。初乗りの距離、追加料金の距離はメートル単位で表示していますから注意して下さい。
  料金計算をクリックするとタクシー料金を計算します。
  これは開始料金40ペソ、最初の500mで3.5ペソ追加、次からは300mごとに3.5ペソ追加を初期条件としています。この初期条件はレギュラータクシーと言われる白いタクシーの料金です。黄色のタクシーはもっと割高になります。この料金が変更になっている時はそこを変更して下さい。

距離 km
メーターの開始料金 ペソ  最初の追加の距離 m   2回目以後の追加料金の距離 m   追加料金 ペソ 
料金 ペソ

  例えば Google Map で距離を調べると12kmになっているとします。これで計算すると、176.5ペソと出ます。それから白いタクシーをつかまえて、xxまで行きたいがいくらになるかと聞きます。タクシードライバーは400ペソなどと高く言ってきます。これはぼられているのでありません。当然値切られると思って高めに言っているのです。それでこちらが高すぎる、100ペソぐらいじゃないのかと言います。すると相手は300ペソで行こうと下げてきます。こちらがまだ高い、150ペソでどうだと言います。ドライバーは今度は200ペソで行こうと下げてきます。それでこちらが170ペソを提示し、それでドライバーがOKならそれに乗ることになるしまだ難色を示すならドライバーの提示する200ペソで妥協するか、交渉を打ち切り別のタクシーをさがします。たくさんのタクシーにあたれば170〜180ペソで妥協するタクシーはいるでしょうが、手間がかかります。それで50ペソ高ぐらいはチップと思って許容したほうがよいと思います。日本円で100円程度です。メーターを使用し176.5と出ても、ちょうど細かいお金がなければ、どうせ200ペソ払いお釣り分はチップとして渡すことになります。
  またこちらが最初に値段を提示する方法もあります。次の例は私がホテルからニノイ・アキノ国際空港Terminal 1 までタクシーに乗った時に実際に使った例です。この時は飛行機が早く午前3時台にホテルを出ました。時間が早いため空港に近いホテルに泊まり、ホテルから空港までの距離は2kmです。このサイトで計算すると、タクシーの料金は61ペソと出ます。タクシーを止めて、「I want to go to Aquino airport Terminal 1. The distance from here to Terminal 1 is 2 kilometers. If the meter is used, the fare is 61 peso. I'll pay 100 peso. Is this OK?」タクシードライバーは150ペソと言っていましたが100ペソで納得しました。この時は早朝でもあるしメーター料金に上乗せして提示しました。またメーター通りの料金ではドライバーは納得しないことが多いでしょう。この時はホテルもタクシーを手配すると料金を提示してきましたが、300ペソでした。ホテルに手配してもらうと料金は割高になります。
  なおフィリピンではハンドレッドを使わない癖があります。たとえば940をナイン、フォーティと言います。私は初めてフィリピンに来た時ナイン、フォーティと聞いて9ペソ40センタボ(100センタボが1ペソ)のことだと思い、これは安いとOKしてしまったことがあります。ナイン、フォーティと言うのはナインハンドレッドフォーティのことです。
  また50 フィフティなどでティにアクセントがあるような発音をするため、15に聞こえることがあります。注意して下さい。

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更新日 2017年11月15日