靴と健康を考える

新型コロナウイルスの感染が止まりません。このウイルスが引き起こす疾患の特徴は、人により受ける影響が大きく異なることです。まったくの無症状の人もいるし、急速に悪化し死亡する人もいます。これはその人の持つ免疫機能の差と思われます。高齢者や基礎疾患のある人に重症になる人が多いのは、免疫機能が弱っているためです。足指を動かすというごくささいなことが、血流をよくし免疫機能を改善します。新型コロナウイルスから身を守るためにも、この本で主張していることをご参考ください。
靴や履物は考えられている以上に健康に大きな影響を持っています。今の靴は先が細くなっており、先の細い所に足指が閉じ込められ足指が動けなくなります。靴をはいていて足指を思い切り広げることができる靴はほとんどありません。この足指を動かすことができないことが健康に大きな害をもたらします。詳細は下記の本を参照ください。

『靴が人を不健康にする   著者 医師 今倉 章
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皆さんは次のように言われて信じますか。
履物を正すだけで、転倒しにくくなる。だから骨折が減少する。
履物を正すだけで、猫背が改善する。
履物を正すだけで、腰が曲がりにくい。
履物を正すだけで、巻き爪、陥入爪になりにくい。
履物を正すだけで、外反母趾にならない。
履物を正すだけで、扁平足が改善する。
履物を正すだけで、膝痛を起こしにくい。
履物を正すだけで、ハンマートゥにならない。
履物を正すだけで、不自然な歩き方をしなくなる。
履物を正すだけで、水虫にならない。
履物を正すだけで、足の嫌なにおいがしなくなる。
履物を正すだけで、心筋梗塞になりにくくなる。
履物を正すだけで、脳梗塞になりにくくなる。
履物を正すだけで、エコノミー症候群になりにくい。
履物を正すだけで、ひび割れ、あかぎれになりにくい。
履物を正すだけで、肌が細やかになり、肌がきれくなる。
履物を正すだけで、認知症になりにくい。
履物を正すだけで、寒さに強くなる。
履物を正すだけで、交通事故を起こしにくくなる。
これらはすべて事実です。なぜそうなるのかを、理論的に説明したのがこの本です。

2019年6月6日、6月7日付徳島新聞で紹介されました   はだしのススメ 上   はだしのススメ 下

 私は医者を仕事としてきました。医者の仕事は、不幸にも病気となった人が健康を回復する手助けをすることです。また、病気にならないようにする情報を提供することも、仕事です。健康を維持するためには、食事に気をつけること、適宜な運動をすること、穏やかな心になることが必要です。こういうことの重要性は、私も若い頃から気づき、私自身も実行し、患者さんにも情報提供してきました。
 ところが、健康に大きな影響を持つのにかかわらず、私自身がずっと見落としていたことがありました。六十五歳になってようやく気づきました。自分さえわからなかったのですから、当然患者さんへの情報提供はできていません。ずっと見落としていたこととは、靴の健康に与える影響です。自分の不明を恥じるとともに、今まで情報提供できなかった罪滅ぼしのためにも、この本を書きました。この本がみなさんの健康の一助となれば幸いです。

目次
1靴はなぜ人を不健康にするか
2靴をはいていると、ころびやすい
3靴をはいていると、ぶつかりやすい
4靴をはいていると、すべった時に転倒しやすい
5足と靴の形
6足指が浮いてくると猫背になる
7巻き爪、陥入爪
8足の骨
9外反母趾
10土ふまず
11ハイヒール
12ハンマートゥ
13足指を開く
14靴のはき方
15足に合わない靴
16スリッパ
17スリッポン
18靴の機能とはだし
19人間はなぜ靴をはくようになったのか
20足に合う靴を見つけるのは非常に難しい
21靴の選び方
22草履、雪駄、下駄のメリット
23足指を使えば体が安定する
24 自然な歩き方
25水虫
26はだしの司会者
27足のにおい
28はだしで歩く
29速く歩く
30人間は足指を動かす動物である
31くつ下
325本指ソックス
33血流
34足指を動かせばひび割れ、あかぎれが少なくなる
35足指を動かせば、おそらく認知症予防に効果がある
36足指を動かせば防寒の効果がある
37前足部のツボ
38はだし運転
39足は間違わない
40それではどうするか

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