『注釈孫子国字解上、下 荻生徂徠著   今倉 章注釈 』出版

孫子を、日本の誇る頭脳、荻生徂徠が平易に解説した本

 孫子は孫武という紀元前500年ぐらいの人が書いた書物と言われています。兵法書として評価が高く、古来兵法書として最も優れるものとされます。人間の心理を深く分析した所に基づくその戦略は、単に戦争にとどまらず平凡な日常生活、会社員としての生活、ビジネス、経営、人との交際と広く応用できるものです。私達が住んでいる資本主義社会は競争社会ですが、競争にどう対応するかも的確に教えてくれます。
 荻生徂徠は江戸時代の大学者です。その学は極めて広く、深く、日本の誇る頭脳と言っても過言でありません。その荻生徂徠が初心者のために孫子を漢文でなく、平易に日本語で解説、注釈した本を残しました。それが孫子国字解です。初心者向けとはいえ、その解説、注釈は卓越しており、卓越した孫子の注釈書と言われています。孫子を読もうとする者には必須の本でしょう。またいろんな戦いを例としてあげており、これは物語としておもしろく読めます。
 孫子国字解は1700年頃の日本語でかかれているため、原文を読んでも意味はほぼわかります。しかし現代では見慣れない言葉も使われており、細かい所はわかりにくい所があります。また原文は旧漢字、旧仮名遣いであり、見慣れない漢字も少なからず出てきます。それで新漢字、現代仮名遣いに改め、難しい漢字にルビをふり、わかりにくい所をわかりやすく注釈し、孫子の原文には、書き下し文とピンインをつけ、注釈者のコメントを加えた本を出版しました。それがこの注釈孫子国字解です。注釈者のコメントは主に孫子を現代に役立てるという観点からしています。
 孫子はすべてで十三篇ありますが、注釈孫子国字解上は一篇~七篇を収録しています。注釈孫子国字解下は八篇~十三篇を収録しています。
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